「自分流」ブランディングで起こりがちな失敗3選

スタジオ・サロンの集客方法

WISEが運営するメディア「ミノタケマーケティング」とは、「身の丈にあった経営スタイルがそれぞれあっていい。」
を事業理念とし、
小さい店舗や少ないリソース(資本)で経営・運営されている
ピラティススタジオ、パーソナルトレーニングジム、ネイルサロン、スクールビジネスといったマイクロなビジネス」をやられているオーナーさまや店舗責任者さまに向けて

WEBマーケティング、店舗マーケティング
などの経営や運営に役立つノウハウや情報をお届けしているメディアです。

今回は、「
自分流】ブランディングで起こりがちな失敗3選

についてお話していきます。

目次

1.この記事を読むと得られる3つのメリット
2.結論
3.ブランディングとは?

4.失敗1「安く見積もってしまう」ブランディング
5.失敗2「お客様のニーズを汲み取っていない」ブランディング

6.失敗3「一般的ウケを狙っている」ブランディング
7.ブランディングで困っている方へ

 

1.この記事を読むと得られる3つのメリット

今回の記事を読んでいただくと下記の2つのメリットがあります。

1.失敗を学ぶことで、事業の「ブランディング」に活かすことができる
2.「ブランディング」によって集客が上手いくための解決方法がわかる
3.事業の
売上UPにつながる
です。

2.結論

まず、結論からお伝えすると、「自分流」でブランディングを行うことによって
集客の機会が減ってしまいます。
自分流で行なっているので、本人は集客機会を逃しているとは思っていません。

「自分流」でブランディングしてしまうと
大きく分けて「3つの失敗」が起こってしまいます。

1.「安く見積もってしまう」
2.「お客様のニーズを汲み取っていない」
3.「一般的ウケを狙っている」

です。この3つの失敗によって、結果、売上や集客に大きく影響していきます。

では、説明していきます。

3.ブランディングとは?

そもそもブランディングとは、どのような活動を指すのかを説明します。

ブランディングとは、読んで字のごとく「ブランド」を形作るための様々な活動を指して使われる言葉です。
そして、そのような「ブランド」を消費者に認知させ、市場におけるニーズを知り自社(製品、商品)の強み・ポジションを明確化するのが「ブランディング」という活動です。分かりやすく言うと、「〇〇といえばあの商品」「このシンボルマークはあのサービス」…といったイメージをターゲット市場に愛着を感じさせ、浸透させるのがブランディングという活動の目的です。「アウターブランディング」も同義です。
(抜粋:https://innova-jp.com/media/contentmarketing/   )

「ブランド」というのは、簡単に言えばある商品を別の(類似した)商品から区別するための一連の要素です。商品のデザインやシンボルマーク、ブランドロゴ、商標、名称、キャッチフレーズ、記号など、様々な要素が組み合わさってブランドを形作ります。

4.失敗1「安く見積もってしまう」ブランディング

安く見積もる」とは、自身やサービスの価格を決める際に安く見積もりすぎてしまうので、価値に見合っていない価格を設定しまうことを意味してます。この「安く見積もる」ことで結果、サービスを提供しても利益率が低く対価に見合わない営業活動を行わないといけなくなります。

安く見積もってしまう原因とは、自分の価値を自身でつけらずらいという心理状態と自分自身の自信のなさや、
もし新規顧客の問い合わせがこなかったらどうしよう…」といった不安から、価格を低く見積もりがちになってしまいます。
自分やサービスの価値の値段決め」や「価格の決め方」について気になる方は、別の記事で書いておりますので、
そちらをご確認ください。

5.失敗2「お客様のニーズを汲み取っていない」ブランディング

2つ目のよくある失敗は、「お客様のニーズを汲み取ってない」ブランディングを行ってしまっていることです。
この「お客様のニーズを汲み取ってない」を別の言い方で表すと自分のできること、やりたいことを自分目線で、ブランディングしている
とも言えます。

自分のできることや、やりたいことを自分目線でブランディングしていることは一見悪くないようにもみえますが、
顧客のニーズや期待値、どのようなイメージを持つかを顧客目線で想像してブランドを形成できていないと、顧客のハートには届きません。

ブランディングの「ゴール」とは、顧客(ターゲット)に対して
パーソナルのピラティスといえばあの〇〇ってお店がいいらしいよ」「このロゴはあのサービスだよね」…といった
イメージをターゲットがいる
市場に愛着を感じさせ、浸透させ、店舗や自信を好きになってもらい、
「顧客とのエンゲージ(信頼関係)」を高めていくことです。

なので、顧客が想像する期待値やイメージを想起させる必要があります。


自分のできることや、自分のやりたいことを発信していくことも大事ですが、
自身・自社のブランド(サービス)で
顧客の悩みや、顧客の負の感情をどのように解決できるか
明確に伝えることが大切になります。

また、「どのように解決・改善できるか」という情報ををコンテンツ、媒体を戦略的に活用して顧客に伝えていくことがとても大切になってきます。
少し話が脱線しますが、
SNSには力を入れているが、「自社のWEBサイト(ホームページ)」を更新できてなかったり、
WEBサイトのクオリティが低いといった個人や店舗を多く見かけます。

https://minotake-marketing.com/wp-content/uploads/2023/03/icon-mob.png
K子さん

WEBサイトって、中小企業とか、大きい組織が自社のWEBサイトとかが必要なんじゃないの?

ってK子さんのように思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
先ほどブランディングの定義を引用させていただきましたが、その中にもあった、
商品のデザインやシンボルマーク、ブランドロゴ、商標、名称、キャッチフレーズ、記号など、
様々な要素が組み合わさってブランドを形作リます。

店舗ビジネスにおいてブランディング活動の軸として自社のWEBサイト(ホームページ)を活用してブランディング活動を行うことが重要だと我々は考えております。

なので、個人にしろ法人にしろ、店舗ビジネスを行っている方は自分のブランドが
どんなサービスを、誰に、どんな方法で、何を解決するのか」を顧客に伝えるためのコンテンツとして
「WEBサイト」はとても大切になっていきます。

また、

https://minotake-marketing.com/wp-content/uploads/2023/03/icon-mob.png
K子さん

SNSだけ情報発信しておけばいいんじゃないの?

って思う方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、SNSでブランディング活動を行うことももちろん大切ですし、規模の大きい会社ほど、自社のWEBサイトを運営しているのも当たり前です。
ただ、SNSとWEBサイトの役割って全然違うので、その違いに気づいたり、なぜ規模の大きい会社がWEBサイトを持つ必要があるのかを立場を変えて考えてくると、我々のような規模の小さいマイクロ法人、フリーランスで活動している個人の方が、WEBサイトをしっかり作って運営していくメリットが見えてきます。
ブランディングの一環としてWEBサイトを戦略的にきちんと用意した方がいい理由が
集客のために自前のWEBサイトを設けた方が良い3つの理由」の記事で、詳細に書かせていただいたのでよかったらそちらもご参考くださいませ。

6.失敗3「一般ウケを狙っている」ブランディング

最後の3つ目の失敗とは、ブランドコンセプトを「一般ウケ」狙いすぎてしまい、顧客(ターゲット)がぼやけてしまう失敗です。

一般ウケ」とは、当たり障りのないコンセプトやキャッチコピーのことを指します。

例えば、整体院での「一般ウケ」とは、「疲労回復」「保険治療適用」や、パーソナルジムでの「一般ウケ」でいうと、「短期間ダイエット」「2ヶ月で〇〇キロ痩せれる」「美尻」などでしょうか。

一般ウケ」を狙いすぎてしまうと、顧客の層が広がるので、認知の数も上がりますが、一方でサービスの強みや、
ブランドの魅力の濃度も薄くなってしまい、結果、集客やリピートが続かないといった問題に繋がります。

また「一般ウケ」を別の言い方をすれば、「差別化ができていない」です。
差別化していくための分析メソッドなどは、STP分析などの手法があります。今回はSTP分析については、割愛しますが、気になる方はグーグルで「STP分析」と検索してください。記事や動画でたくさん紹介されています。

7.ブランディングで困っている方へ

少しでも参考になったと感じていただいた方で下記の項目に一つでも当てはまる方がいらっしゃいましたら、
「ミノタケマーケティング」では、毎月先着名さまに、オンライン無料相談会(1h)を実施しております。

上記の項目に一つでも当てはまる方がいらっしゃいましたら、
まずは、そのお悩みについてお聞かせください。

無料相談会では、ヒアリングシートに沿ってお悩みをヒアリングさせていただくだけです。
ご希望の方にのみ、ヒアリングシートに沿って経営・運営課題を抽出して、何をどう改善すればいいか、
どんな行動・準備を行えばいいかをご提案させていただきます。

WISEでは、毎月先着3名さまに
オンライン無料相談会を実施しております。

SO

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「マーケター×ピラティストレーナー」の二足の草鞋的な働き方をしています。 「身の丈にあった経営スタイルがそれぞれあっていい」をコンセプトにスモールビジネス向けのWEBマーケティング、店舗マーケティングのノウハウを提供するサービスを提供しております。

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